嘔吐

泥酔した先輩社員(男)をタクシーで送る。


その日は会社の飲み会でした。

帰る時間になっても、一つ上の男性社員が飲み過ぎてトイレから出てきません。

「あいつどこ行った?」 「酔っ払ってトイレから出てこないらしいぞ」

「ほっとけ。帰るぞ」

うう、悲しいくらい人望がない先輩(泣)

私は同じ部署だったので、なんとなく気の毒で見捨てて帰ることもできず、

誰か他に残ってくれる人はいないか待ってみました。

すると、私に同情したお局さまが残ってくれたので、お店の人と協力して

何とか酔いつぶれた彼をトイレから出すことに成功しました。

「うぃ~っぷ」

「◯◯さん、◯◯さん、大丈夫ですか!?」

「・・・・・・」

会話が成立しません。

「どうします?」とお局さまに聞くと、「私知~らない」と帰ってしまいました(涙)

彼をそのまま道端に置き去りにする勇気がなかった私は、

やむなく彼をタクシーで自宅まで送り届ける事にしました。

彼と私の家はかなり方向違い。

彼の家は町外れで5000円はかかるエリア。

彼を送って私の家に帰る頃には8000円は確実にかかる・・・。

うう最悪・・・。 しかし、放置もできんし。

完全に酔いつぶれた先輩は、家の住所も言えません。

しょうがないので、財布の中の免許証を確認。

 ゲロ袋運転手さんが 「大丈夫!? そこにビニール袋あるから、口に当てといてね。」

手慣れたもんです。

「ごめんね~ 一度吐かれちゃったら何万円か賠償請求しなきゃならなくなるから、

ちょっと気をつけてね~」

おおっと!にこやかに言われたけど、1ゲロ数万円! そりゃ高い! 責任重大です。

ビニールから顔を外したがる先輩に死に物狂いで食らいついて、何とか阻止しました。

先輩の家までの道のりが数時間に感じました。

深夜に男の人を自宅(実家)に送り届けるって、なかなかドキドキするものです。

しどろもどろになってお母様に状況を説明し、何とか引き渡しました。

タクシーに戻ったら、「お疲れ様」と温かく運転手さんに労われました(笑)

私たちが思う以上にタクシーに嘔吐は大迷惑らしいです!

クリーニング代、車が使いものにならない間の休業補償、等々。

嘔吐

泥酔タクシーにはゲロ袋必須!

限界前に我慢することなく止めてもらってGO!

これ鉄則です。 心に刻んどきましょう(笑)